■資料……二十一日夜、PTA臨時総会が開かれた。

 この校長は、50歳前後の若さで校長になり、すでに7年間校長職にある。この年齢が、早すぎか普通か。どうなのだろう。もし、かなり早い校長昇進だとすれば、当然、この校長の学歴や経歴が知りたくなる。
 病院に逃げ込んだ「小6の担任教師」については「週刊文春」が取り上げているが、残念ながら突っ込みが足りない。入院先の病院を突きとめ、インタビューが無理なら、病院の写真でも公開してもらいたいものだ。この教師の氏素性とともに。現場の責任者なんだから、それぐらいはいいはずだが。それも隠さなければならない学校って、いったい何なのだろう。
 学校関係者は、外部からの侵入者ばかりを警戒しているようだが、犯人は中にいるのだ。とすれば、学校の内部は、警察やマスコミも手が出せない「無法地帯」と言うことだろう。それがわかってても子供を人質に取られているから父兄は沈黙する。マスコミ対策ばかり考えている校長や教育委員会もアワレだが、それを追及しない父兄も、警察も大手マスコミもアワレだ。




以下は引用です。


 ≪学校対応に批判集中 大久保小PTA臨時総会
佐世保】小六女児同級生殺害事件が起きた佐世保市立大久保小(出崎睿子校長)で二十一日夜、PTA臨時総会が開かれた。
事件の経過説明と今後の対応について話し合う集会だったが、保護者からは「説明が足りない」「意見が聞き入れられない」などと学校側への批判が噴出。
事件後、学校が口を閉ざし、親たちとともに事件に向き合う機会がなかったためで、保護者らの根強い不信感の存在をうかがわせた。
総会は非公開で、保護者ら約百人と、出崎校長ら全教職員が出席。市教委は出席を希望したが、保護者から拒否された。
保護者と学校との対話の機会は、事件翌日の二日に開かれた保護者説明会以来。
出席者によると、冒頭、出崎校長が事件経過を報告すると、「下を向くな」「毅然(きぜん)としろ」と怒号が飛び交った。
今後の対応についての意見交換では、保護者側から
「事件を忘れるのではなく、みんなで泣き、意見を出し合うことが必要だったはず」
「自己保身でマスコミ対策をしたのではないのか」など、対話不足と、マスコミへの取材拒否を徹底させたことなどこれまでの学校側の対応に批判が集まったという。
「一体、心の教育は何をやってきたんだ」。ある父親が声を荒らげ、出崎校長は
「道徳などをやってきたが…。今から何をすべきか、これまで何が足りなかったのかを考えたい」と答えるのがやっとだった。
事件現場となった校舎三階の学習ルームの改修にも議論が集中。「事件後の対応に保護者の意見が生かされていない」との不満が渦巻いた。
PTAが保護者アンケートで改修についての考えを集約している最中に、市教委は改修費八百万円を開会中の市議会に予算計上すると発表したからだ。
保護者は「市教委の主導で改修が計画されるのはおかしい」「一番の問題は、学習ルームの在り方にPTAの要望が反映されていない点だ」と指摘。
出崎校長は、アンケート結果で「学習ルームのスペースそのものをなくす」との意見が多かったことを市教委に伝える考えを示した。
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/syou6/kiji/2004062201.html

     ・・・・・・ 引用はココまで・・・・・